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      | リュシアン・ヴォージェル編 「ガゼット・デュ・ボントン」
 1912年−15年  1920年−25年   パリ
 ポショワール刷手仕上げ
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      | あらゆるファッション雑誌の中で、最も美しくハイクオリティだった雑誌として今でも語り継がれている「ガゼット・デュ・ボントン」は、高級雑誌の編集に生涯を捧げたフランスの鬼才ジャーナリスト、リュシアン・ヴォージェルによって創刊されました。 その時ヴォ−ジェルは弱冠26才でした。 |  
  
    
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 「ガゼット・デュ・ボントン」
 1921年第6号の表紙
 
 
   「マッピン&ウェブ」の広告
 ポショワール刷の版画です
 
 | 「ガゼット・デュ・ボントン」は良家の有閑階層に、洗練された読み物と街の話題を提供し、華やかなオートクチュールのモードを紹介しました。 毎号10枚ほど収められた素晴らしいファッションプレートには、パカン、ポワレ、ウォルト、ランヴァンを始めとする当時のトップデザイナーの衣装が、ルパップ、バルビエ、ブーテ・ド・モンベル、マルティ、ブリソーら気鋭のイラストレーターの手で描かれています。 それぞれのプレートは、モダンでハイカラな雰囲気の中、オシャレな社交の世界を描き出しています。 一枚一枚のプレートには物語を感じさせるドラマ性があり、他のコスチューム版画とは一線を画しています。 
 
 印刷法はポショワール(ステンシルの一種)というこの時期の豪華ファッションプレートに使われていたものです。 ポショワールは、日本の浮世絵の流行から同じようなタッチが得られるので好んで使われましたが、手間が掛かるので近代的な出版事業と馴染まず、20年代の終わりには衰退してしまいました。
 
 
 「ガゼット・デュ・ボントン」は、広告ページの図版までこの手間の掛かる印刷法で作られており、使われている紙も最高級の漉き紙です。 雑誌とはいえ、その実体は雑誌の体裁をした版画集と言って過言ではありません。
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 以下は四つサイズ(348x424mm)ダブルフレンチマット付きです。マット色はホワイトです。
 
 
  
    
              |   | OC1-4 |  
      | ねえ、どうしたんだい? 
 1920年
 
 シャルル・フレデリック・ウォルト
 のディナードレス
 
 ピエール・ブリソー画
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      | マット付き \29,700- (税込) |  
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              |   | OC1-10 |  
      | 美しい昼下り 
 1920年
 
 ポール・ポワレのサマードレス
 
 ジョルジュ・ルパップ画
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      | マット付き \62,700- (税込) |  
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              |   | OC1-19 |  
      | まあ!雨だわ!! 
 1913年
 
 マドレーヌ・シェリュイの散歩用ドレス
 
 ピエール・ブリソー画
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      | マット付き \29,700- (税込) |  
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              |   | OC1-23 |  
      | メルシエ兄弟社(広告) 
 1913年
 
 ピエール・ブリソー画
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      | マット付き \13,200- (税込) |  
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 以下は版画シートのみです。写真はシート全寸を表示しています。
 シートサイズはおおよそ190x245mmです。
 マットはご希望により制作します
 
 
  
    
              |   | OC1-13 |  
      | 難しい選択 
 1914年
 
 シャルル・フレデリック・ウォルトの
 イブニングコート
 
 ベルナール・ブーテ・ド・モンヴェル画
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      | \38,500- (税込) |  
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              |   | OC1-26 |  
      | ピロメーラー 
 1913年
 
 ジャンヌ・パカン制作のバクストのドレス
 
 レオン・バクスト画
 
 バクストはディアギレフのロシアバレエ団の舞台美術家として有名。
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      | \66,000- (税込) |  
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